『国による「保育」や「介護」の供給は、搾取ではない』か?

 

「毎月20万円支払って政府が内容と運営方法を決めた保育サービスを買いなさい、支払いはツケ払いでよいです」
「無理にサービスを受けないでもいいです、でも支払いだけは負担しなさい」
「誰にサービスを提供するかは政府の都合で決めます、外れても支払いだけは負担しなさい」

……これは、搾取ではないだろうか?

誰にとっても合意できる誰にとっても最良のサービスを提供するなら、その場合だけ搾取がないといえるだろう。

『国による「保育」や「介護」の供給は、搾取ではない』と考える人はとても多い。でも、誰かのために最良で別の人にとって割高なサービスを強制的に売りつけたらそこに搾取がある。

税金を介して負担させられて、結局それが割高であるのなら、経済的自由がどんどん失われることになる。そこを無視しても本当によいのだろうか?

経済的自由の喪失

雇用規制によって生じる、無駄な学歴競争

日本人はなんでみんな揃って学歴を求めるのだろうか?

学びたいから学ぶのである、いや、本当にそうならよい。けれども、実際にそうだろうか?大学に行かなきゃいけないから行く、そんな思い込みがないか?いや、それは本当に思い込みだろうか?

実際に大学に行かないと損する社会があるのではないか?

実は、無駄な学歴競争は個人の願望ではなく政府の規制によって生じたものではないだろうか。

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最低賃金制度による過酷労働の強制

最低賃金制度は「労働者の保護」であると説明されることが少なくない。

だが、最低賃金制度を導入すると、低い生産性の仕事のために人を雇用することができなくなる。雇用規制によって、安く雇って楽な仕事をさせるという選択が禁じられるからだ。雇用規制が労働市場を歪めることで仕事の選択肢が減った人々は、より過酷な労働環境に身を置くことを強制される結果となる。

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「北朝鮮を合法の政府と認めない」はどのように悪いのか

日韓基本協定において、朝鮮半島における太平洋戦争時の損害について最終的解決が行われたとされる。

日本政府の立場である。

「北朝鮮を合法の政府と認めない、ゆえに韓国政府にのみ賠償金を支払い最終的解決とする。」

だが、これはまったく良くない対応であり、こちらが正しい対応であろう。 “「北朝鮮を合法の政府と認めない」はどのように悪いのか” の続きを読む

北朝鮮利権

反北朝鮮を口実にしたら軍事予算が付く、そういう前提で軍需産業と癒着する政府に防衛を頼る。これって危険なことじゃないか?

その前提を作ると、北朝鮮に税を還流する。武器メーカーと政治の複合体にとってそういうインセンティブが生じてしまう。 “北朝鮮利権” の続きを読む

自由市場の機能と社会主義経済の失敗

『競争原理が必要なのは、その前提として「必要なものが足りない」からであって、うまく政府が分配すればみんな満たされる「足りている状態」なら、競争する必要はないはずである。』これは、しばしばみられる勘違いであって、因果関係をひっくり返してしまっている。

というのは、「必要なものが足りている状態」は自由市場の機能によって生じうるのであって、「必要なものが足りない状態」には政府の介入によって陥るからだ。 “自由市場の機能と社会主義経済の失敗” の続きを読む

憲法9条はもっとシンプルでよい

国防は経済の外部性が高い公共財なので、自分の隣人の安全も不可避的に保障してくれる。だから、国家が国防の面倒を見るべきであるという考え方がある。 “憲法9条はもっとシンプルでよい” の続きを読む