「金持ちにどんどん金を使ってもらいましょう、贅沢してもらいましょう」
という人もいる。だが、金持ちにお金を使わせなければならないという主張は根本的に誤りだ。別に使ってもらう必要はない。
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「金持ちにどんどん金を使ってもらいましょう、贅沢してもらいましょう」
という人もいる。だが、金持ちにお金を使わせなければならないという主張は根本的に誤りだ。別に使ってもらう必要はない。
市場における価格には、私たちの豊かさと複雑さを維持するための大切な機能があります。
需要が供給を上回れば価格は上昇し、その逆なら価格は安くなります。人々は自ずと価格が高いものを生産する動機を持ち、価格が安くなってしまったものの生産から撤退していく動機を持ちます。これが市場における「価格」の機能です。
人々の自由にまかせれば、あらゆる多様な選択肢が試されていきます。市場は、不足する需要を満たしながら、過剰な供給をそぎ落としていくのです。 “市場における「価格」の機能” の続きを読む
「インフレ税」という言葉があります。
端的に言えば、「政府による人工的なインフレは、政府が強制的に国民の財産を収奪するという点で、税金と同じである」という話です。
安倍晋三政権の掲げたアベノミクスの成果とはなんだろうか?
将来世代への課税を前提としてばらまいた結果、賃金が上昇した。ばら撒かれた金の奪い合いのための人材不足が生じている。
お金をどうして政府が作り、政府が信用を担保するべきだと決めつけられるのだろうか?政府が勝手に紙切れを貨幣とすることを強制しているのは、決して正しいことではない。
紙切れを印刷するだけで、政府は人々の財産を目減りさせ、奪うことができてしまう。たかだか政府が破綻するだけで、人々の財産の価値がなくなってしまう。 そんな政府の貨幣が正しいものであるはずがない。 “お金をどうして政府が作り、政府が信用を担保するべきなのだろうか?” の続きを読む