最悪の不当廉売~国が技能の安売りを強制する

気の弱い商売人が客の言いなりになって安い値段で引き受けることで、世の中がブラック企業だらけになっていく。そんなことを言う人もいる。

本来は安売りを求められても、断ればよいだけの話である。もちろん、刃物や武器を使って脅されて安売りを強制されるのであればそういうわけにはいかない。それは搾取であり、暴力というものである。だがそうでないなら、単にプロとして仕事を選べという話だ。

最悪の不当廉売とは、国家の権力によって安売りを強制されることである。国はしばしば補助金政策によって一部事業者の価格競争力に下駄を履かせ、安売りを可能にさせる。その結果、競合関係にある事業者は不当に値下げを強要される。 続きを読む 最悪の不当廉売~国が技能の安売りを強制する

お客様は神様ですか?日本でサービスが買い叩かれてしまう理由

多くの人が気づいていることだが、頼む側・買う側が、「安い料金で良いものが来る」ことに慣れ切ってしまってる。「安かろう悪かろう」「良いものは対価がかかる」という感覚が、社会からどんどん失われていく。

本来、事業者なら買い叩く客はターゲットから外す、で良い。単に、顧客リストから削除してしまい、相手にしないことにすればよいのである。だが、この国では、国家がそれを邪魔している。 続きを読む お客様は神様ですか?日本でサービスが買い叩かれてしまう理由