真の民主主義は多数決にあらずというが、

真の民主主義は多数決にあらずというが、一人ひとりの意思を尊重するという立場なら、自由主義という言葉があるのだから、民主主義という言葉に執着しなくてもよいと思う。

自由主義を否定する立場から、自分に都合のよい「理想の権力」を正当化するために民主主義を信奉する人もいる。そういう人が民主制は多数決であるという以上の意味を民主制に与えるのは、論理的に無理なことだよね。

政治家や役人や民主主義が建前の押し付け合いをするのだって、理想の押し付け合いなんだよ。その建前を壊したら、別のところでつじつまが合わなくなるような理想なんだね。そもそも多様な人々が理想を共有できるなんて仮定が無理なのだから、つじつまが合わなくなるのは最初から当たり前なんだよ。

「理想の社会」を共有するためのタテマエをどんどん補強してエスカレートさせれば、本当に理想を統一していかねければならない。それって人の考え方や生き方の多様性の否定だよ。

自由を奪っていくことになるのは、最初から予定されているわけだね。

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